失敗談から考えるフィリピン留学

IMG_4648フィリピン留学は確かに人気になっています。毎年、どんどん日本からの留学生人口が増えています。しかし、留学生の方が増えるにつれて、失敗談も残念ですが増えています。

 

この失敗談から、これからフィリピンへ留学に来られる皆さんは、同じ過ちを繰り返さないように、しっかりとした学校選び、勉強方法を頭に入れなくてはいけません。

 

よくある失敗談1:語学学校は「環境」から選ぶべき。

“語学学校を、「マンツーマンの多さ」「設備」「費用の安さ」で選んでしまい、後悔しました。”こう語るのは20代後半の女性の方でした。転職のために、英語力を身につけたく、フィリピンでの英語留学はマンツーマンレッスンがあって、費用が安いという事で、正に、この条件から学校を選んだのですが、英語が伸びず、悔しい思いをされました。

 

何故、彼女は、英語が伸びなかったのでしょうか?それは、英語を伸ばすために、実は最も重要な要素である「環境」を条件から、外していたためです。

 

「環境」?。何それ?何が大事なの?と思われる方も多いと思います。実はこの環境面が最も大事で、この環境面から学校を選ぶと学校選びにも、迷わないという超重要キーワードになります。

 

この「環境」、具体的には「学校内では英語を話そう、つまり、English Only」というルール、「英語を話しやすい環境、つまり、国籍のバランスが良い、日本人の割合が多くはない」という事になります。何故、これが大切かと言いますよ、英語を話せるようになるためには必須のルールになるからです。

 

例えば、1週間だけで良いです実際に体験をしてみましょう。自分で体験をするのが最も分かりやすいと思います。頑張って1週間、仕事中や学校に居る間は仕方がないとして、それ以外の時間、英語を聞いてみましょう。英語を口ずさんでみましょう。英語の新聞を読んでみましょう。この3つを1週間やってみてください。具体的なやり方ですが、

 

・仕事場や学校への移動中は、ipadなどで英語のドラマ又は英語教材に付録されているものを聞いてみましょう。ただ聞くだけではなく、毎日、ここまでという聞く箇所を決めるのです。だいたい1分程度のフレーズ又は1センテンスで良いです。それを繰り返し聞き続けましょう。暗記するまで聞き続けるのです。

 

・食事中(一人の場合)やカフェでくつろいでいるときは英語の教材(新聞など)を読みましょう。これも1つの新聞を買って頂ければ1ヶ月間は余裕で使えます。使い方は簡単で、その休憩時間で学べる範囲で1つの記事(又は1つの記事の中の1つのセンテンス)を音読し(周りの人がいる場合には音読の必要なし)、どのような内容か、意味を調べる。

 

・夜家に帰ってきたら、上記の2つの事をもう一度繰り返します。具体的には、聞き取りの方は、もう一度、覚えているか確認の為、聞き取りを行い、自分も同じスピードで同じフレーズを暗記してスラスラ出てくるまで実際に自分もスピーキングをしてみる(英語の意味は分からなくていいです)。新聞の方は、その学んでセンテンスを自分の口からスピーキングをする(覚えるまで20回ほどはしてください)。言えるようになったら、初めて意味を調べてください。

 

この3つです。面倒かもしれませんが1週間続けてみてください。1週間後、英語を聞くという事、英語を話すという事に対し、抵抗感が以前に比べて少なくなっていると思います。英語も聞き取りやすくなっていると思います。口からも英語が多少出やすくなっていると思います。

 

次の1週間は、英語の勉強を一切やめてください。いつもと同じような生活をしてみてください。

 

さあ、その後どうなっているでしょうか?1週間頑張って英語、ほぼ忘れてしまっています。
英語を聞く事にもまた抵抗感が出てくるし、口から英語も出てこなくなります。

 

これが英語(英語に限らずすべての言語)を学ぶうえでの大切なことになります。英語は、英語を聞く時間・英語を話す時間が長いほど、伸びます。

 

さあ、ここで長くなりましたが、失敗談へ戻りましょう。このお客様の場合、マンツーマンの多さや、設備、安いという事だけで学校を選びました。学校の中での生活は、どうだったのか?聞いてみると、英語環境ではなく、日本語を使う機会が多かったのです。つまり、マンツーマンで英語を長時間学ぶ等ことで安心をしてしまい、授業が終わってから、そして週末は全て日本語を話していました。

 

そう、肝心の英語を話す・聞くという時間が1週間を通してみた場合、日本語を話す時間の方が多いために、英語が身につかなかったという事が言えます。

 

実際に時間で考えてみましょう。

 

月曜日から金曜日までが授業があります。朝の9時から夜の6時までの間で8時間学んだと仮定します。
英語を聞く・話す時間:1日=8時間の授業×5日間=40時間(1週間当たり)
日本語を話した・聞いた時間:食事時間(1食あたり1時間で3食あるので3時間)、授業と授業の間の休憩時間(10分の休憩で8コマ分なので80分)、夕食後から寝るまでの時間(夜の6時~11時までと考え5時間)。つまり平日は1日あたり平均9時間20分日本語を話している計算となり、ここだけで授業時間をオーバーしています。尚且つ、週末もありますので、余裕で日本語を話す時間が多いという事が言えます。

 

これでは、英語が伸びるわけがありません。上述の通り、授業中は嫌でも英語なので良いのです。大切なのは授業以外の時間です。ここを英語環境にできない限りは、なかなか英語力は伸びてこないという事が言えます。その為、英語を話すというルールが有る学校、又は国籍のバランスが良く英語を話せる学校がお薦めであるという事が言えます。

 

良くある失敗談2:出発前に勉強をしておけば良かった

“日本では忙しいという事もあり、全く勉強をしませんでした。そして留学でマンツーマンを受ければ英語は自然と伸びると安易に考えていました。しかし現地到着後、英語環境に慣れるまでに1ヶ月ほどに時間が生じ、結果、慣れるだけで終わった留学になってしまった・・・“こう語るのは、30代の男性の方です。

 

この事前に勉強をするというのも非常に重要なことです。何故か?勉強をしない場合、現地到着後に、いきなり耳に入ってくる言葉が「英語」になり、自分も「英語」を話さなくてはいけなくなります。

 

しかし、英語を聞く事に慣れていない場合、聞くという事に慣れるのに時間がかかるのは当たり前のことです。話す方も同じです。いきなり英語を話せと言われても、話すことはできません。

 

つまり、留学で成果を上げたい場合には、出発前の「勉強」が非常に大切になるという事が言えます。

 

そして問題は「勉強方法」になります。どのような勉強が必要なのでしょうか?ここで間違えてはいけないことは「文法」の勉強は極論を言ってしまえば、してはいけないという事です。

 

よく説明会でも使うのですが、受験を思い出してください。受験は長時間、頑張って勉強をしていたと思います。単語を覚えて、文法を覚えてという事です。さてその勉強は、どこで行っていましたか?そう「机」です。それで話せるようになりましたか?恐らく答えは「No」です。では、やってはいけない勉強方法は、机に向かって勉強をすることです。そして文法の勉強をすることです。

 

それは今までの経験より分かっていることです。同じ過ちを繰り返す必要はないと思いますので、この勉強方法は止めてみましょう。

 

では、どのように勉強をしたらいいのか。答えは簡単。「単語」「リスニング」「スピーキング」。この3つのみです。

 

そして勉強方法です。

 

単語:単語帳を使うのは良いのですが、例文がある単語帳を購入しましょう。そして覚え方はスピーキングをして覚えるのが理想です。やってはいけない覚え方は「英語の単語」と「日本語の意味」を覚えるという方法です。例えば「consider」「熟考する」というような覚え方です。このような覚え方をしていると、テストでは点数が取れますが、スピーキングとしては出てきません。そこで「例文」が役立ちます。例文を何度も繰り返し音読をし、例文より意味を理解するのです。そうすることで意味を知るだけではなく、その単語の使い方、文法も自然と身についてきます。

 

リスニング:リスニングはただ単に英語を聞き流せばいいという訳ではありません。聞き流すだけで聞く事に慣れるという事はありません。リスニングの勉強方法は1日1~3分程度のフレーズを、何度も覚えるまで聞き続けるというのがベストな勉強方法です。何度も聞き続けることで、英語独特の良い方(単語と単語を繋げて発するなど。代表例はwant toです。発するときは「ワナ」という言い方になります)も聞き分けることができるようになりますし、頭の中で英語脳というものが徐々にですが生まれてきます。そして、英語を聞くという事に対し、徐々にですが抵抗感がなくなります。

 

スピーキング:この勉強方法も実は簡単。Youtubeを使ってできます。しかも無料です!
どう勉強をするのかと言いますと、英語のドラマ(例えばfriendsなど、恋愛系に近いようなドラマ)を見るのが一番です。その理由は恋愛系のドラマに出てくる英語が最も日常で使われる英語が出てくるためです。覚え方ですが、1日1フレーズ(約1分程度)の字幕なし(英語も日本語も)で、同じスピードで言えるようになるまで聞きまくり、話しまくるのです。意味は分からなくていいです。何度も聞き、何度も口から発することで同じスピードで言えるようになります。言えるようになってから、意味を知りましょう。この訓練はリスニングの訓練にもなりますし、スピーキングをすることで単語、文法、言い回しなども学べます。

 

勉強はこの3つです。帰国後も、この勉強は効果的です。無料でできるというのが元雄お薦めの理由です。

 

この勉強を出発前に行う事で現地到着後に英語を聞くという事に対しても抵抗感が少なくなっているでしょうし、英語を話すという事に対しても抵抗感が少なくなっていると思います。つまり、慣れるまでの時間を抑えることができると言えます。

 

出発前の勉強は本当に大切です。

 

良くある失敗談3:マンツーマンは多くても意味がない

“マンツーマンレッスンが多い語学学校、コースを選びましたが、授業を受けるだけで疲れてしまい復習ができず後悔しました“こう語るのは、20代の女性でした。

 

これは陥りやすい罠なんですよね。フィリピン留学の良さって確かにマンツーマンレッスンなんです。ただ、マンツーマンレッスンばかりのコースを受けるというのも実は問題なんです。

 

確かに受講期間が1週間や2週間という非常に短期の場合ですと、このマンツーマンのみのコースで良いと思います。短期留学の場合には、とにかく授業を受けるという点にフォーカスをして頂いたほうが満足度も高いでしょうし、英語力も多少が上がると思います。

 

しかし、1ヶ月以上の留学の場合には、考えなくてはいけません。確かに、留学会社の方も売りやすいんです。マンツーマンが多いと、「この学校はマンツーマンが多いから英語が伸びますよ」とアドバイスができて、お客様の方も、「そうか、じゃあ、この学校のマンツーマンが多いコースにしよう」と考えやすいからです。

 

しかし、このやり取りで忘れているのは「マンツーマンレッスンのデメリット」です。
デメリットもあるのでしっかりと理解をしましょう。マンツーマンレッスンは、相手が先生だと事前に分かっていますので、ミスを気にせず、とにかく単語単語でもいいから話すことができます。しかし、授業以外の時間はどうかと言えば、レッスンのようには話せません。その理由は、相手が先生ではないので、ミスを気にしてしまい、又は完璧な英語を話そうと思い、突然英語を話せなくなるのです。

 

これが1つ目のマンツーマンレッスンの悪い点です。つまり、人前で話す訓練というのができません。英語はツールであり、英語を話せるようになるために留学へ来られるはずです。マンツーマンレッスンを受けるために留学へ来られるわけではないと思います。
それであれば、人前で話す訓練も必要です。つまりグループレッスンも必要であるという事が言えます。

 

グループレッスンのいいところは、人前で話す訓練もできますし、他の人が発する英語から学ぶことができます。学ぶことはまねることでもあります。人が発する英語が良い表現などがあれば、どんどん盗んで同じように使う。これも英語上達の近道なんです。

 

2つ目のデメリットですが、マンツーマンレッスンを長時間受けると非常に疲れます。想像をしてみてください。1日=8時間でも9時間でもマンツーマンを受けたとします。1日、そんな時間話せますか?集中力が続きますか?続かないと思います。

 

つまり長時間受けても後半は疲れてしまい、集中ができていない状況にもなります。それでは意味がありません。授業は多く受ければいいという訳ではなく、内容が重要です。どれだけ集中力を持って望めるかが大切です。その意味を考えると、授業のレッスン数は正直、1日=6コマ程度が十分であると言えます。

 

そしてもう1つの大切なこと、それが復讐です。授業を受けることに疲れると、必ず復習がおろそかになります。授業は英語を伸ばしません。これ知っていましたか?授業は学ぶ場所になります。間違いがあれば先生が治す。これが授業です。そして先生が治してくれたことを、留学生はノートやテキストに書き込むはずです。ここからが大切ですが、この学んだことを自分のものにしない限り、授業を受けても意味がないという事が言えます。

 

ではいつ復習をするのか?授業中にはできませんよね?そう、授業が終わってから復習をするしかないのです。でも、授業で疲れてしまったら、復習をする余力もありませんので、単に授業を受けっぱなしの状態で終わってしまう。

 

その為、頑張っているのですが、思ったよりも英語力が伸びないという事が生じます。

 

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このような失敗談が本当に多いのが今のフィリピン留学の現状です。

 

以下、良くある失敗談をまとめてみます。

 

失敗談1:「安い料金」「設備」「マンツーマンの多さ」で学校を選ぶな!
⇒「環境」から選ぶべき。「環境」とは「学校内は英語オンリーのルールが有る」そして「日本人が少なく、そして国籍のバランスが良い学校」を選ぶ。

 

失敗談2:出発前に勉強をする!
⇒勉強をしない場合、フィリピン到着後に英語を聞く事に慣れるだけでも時間がかかるり、話したくてもなかなか英語が出てこない。だからこそ、出発前に勉強を行う。そして勉強の仕方も大切。「文法」は勉強するな!

 

失敗談3:マンツーマンが多いコースは選ぶな!
⇒マンツーマンレッスンは本当に疲れる。疲れてしまい復習をしなければ、ただ単に授業を受けっぱなしの状況を自分で作っているだけ。成果を出したいのであれば1日6コマ程度のコースを選ぶべき。そしてグループレッスンがあるコースと組み合わせをする。

 


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