こんにちは!フィリピン留学情報センター、セブオフィスです!
フィリピンでのボランティアに関するお話です。フィリピン(私がよく知っているのはセブ島での
ボランティアになりますので、ここで言うフィリピン=セブ島を指します)へボランティア活動へ
来られるお客様は非常に多くなっております。しかし、その反面、知って頂きたい点も出てきているのが
事実です。これを知ることにより、ボランティア活動の内容自体も、本当に考え直して頂ければと
思っています。
どんなことが起こっているのか。
■マングローブ植林ボランティア
セブ島でマングローブ植林ボランティアへご興味をお持ち頂いているお客様って多いです。しかし、
現状はどうなのか?実は植林ができる場所というのが限りがございます。どこでも植林ができるという
訳ではございません。その限られた場所へ、どんどんボランティア活動へ参加されるわけですので、
つまり、植林する場所というのが無くなっています。それでも植林へ来られるますので、どんな現象が
起こっているかと言いますと、今まで植林されたものを、あえて引っこ抜いて、そこへまた植林する
という現象です。もう、ここまで来るとボランティアなのか、何なのか分からなくなります・・・・
■貧しい子供たちとの交流(特に歌を歌う、折り紙など)
これも実はあまりよろしくありません。その理由ですが、例えば子供たちを歌を歌おうとなると、だいたい、
その頃にはやっている歌が主になります。例えば「まるまるもりもり」。この時は凄いです。毎回毎回、
ボランティアへ来られる方が、皆さん「まるまるもりもり」を子供たちへ教えます。しかし、子供たちもバカじゃありません。
もう既に知っているんです。でも参加している方へ悪いという気持ちが働き、あえて知らないふりをしたりします。
折り紙も一緒です。もう鶴の折り方は既に知っています。しかし、あえて知らないふりをしています。
これが現実です。これでスト参加者側の自己満足にしかなく、受け入れている子供たちは全く持って
成長をしません・・・・これって本当にボランティアと言えるのでしょうか・・・・
そこで、当社では、子供たちの身になるためにボランティア活動へお越し頂きたいという事を考えまして、
メインは子供たちへ日本語などを教える「教育ボランティア」を推奨しております。そして事前に、どのような
内容を行うのかを確認させて頂いております。これにより、子供たちにもプラスが生じると考えます。
せっかくであれば、皆さんの活動が、しっかりと子供たちの身になるためのボランティア活動になるようにと
考えております。もし、大学生などでボランティア活動へご参加(1週間や2週間など)を希望されている場合には、
事前に参加時期、活動内容などを教えて頂けますと助かります。
トップページ » フィリピン留学情報センターより日々感じた情報を公開 » フィリピンでのボランティア活動へ参加されるお客様への注意点